高校教育模擬国連の2日目です。
ここのB会場には150名程度の生徒がいて、同じような議場がほかに3つ(うち中学生の議場が1つ)あります。
どの会場でも「フロント」と呼ばれる高校生が議長団を形成し、会議のファシリテートを担当。

本日はじめに行われているのは、昨日の議論の結果提出された議決案(DR)の検討です。
B会場で出されたDRは4つ。

提案国からの説明の後、他国からは条文相互の矛盾や文言の実行性、具体性について説明を求める質問が飛び交います。

模擬国連はディベートと異なり、DRに基づいて各国の承認(コンセンサス)を取りつけながら、修正案(アメンドメント)に向けて組み合わせていくこと(コンバイン)が求められます。

ゆえに、自国の利益を確保しつつも、各国が納得して署名できる条文の作成に向かって国同士が協力しなければならないのです。

思考力と交渉力が必要な、タフな会議が続きます。
午後に入り、最終的に、B会場では2つのDRにまとまり、双方とも採択に至りました。

クラブ活動としてやっている学校もあるようで、また機会があれば参戦しましょう!