織田信長が天下統一を目指し西へと領地を拡大している時である。信長は天下統一のため大阪本願寺を攻める。信長の攻撃と包囲により兵糧を断たれ、餓死寸前まで追い込まれる。そこで、本願寺は毛利家への支援を求める。毛利家は村上水軍の協力を経て、上杉の挙兵を条件に海路から支援をする作戦を立てる。そして毛利対織田の木津川口の戦いへと進んでいく。
この物語の主人公は村上水軍の長、村上武吉の娘の景である。景は男勝りな性格で醜女であった。また、戦場で指揮をとった伝説の姫「鶴姫」に憧れる少女であった。そんな夢見る少女が本当の戦い、そこで戦う男達を見て、自分の考えが甘かったことを実感する。
この本は2014年の本屋大賞を受賞しています。途中に説明が詳しく書かれていて読みやすいです。また、織田信長や雑賀孫一など有名な戦国武将も多数登場しています。是非読んでみてください。
8組 K・F
8組 K・F